東京都大田区の接骨院・整骨院  蒲田中央整骨院 【保険診療・交通事故・労災・スポーツ外傷・骨盤矯正・猫背矯正 他】
ホーム > 女性の鬱病とヨーグルト


 女性の鬱病とヨーグルト
投稿:yamada
Navarra大学などの研究によりヨーグルトを食べることによりうつ病にかかるリスクが下がる可能性があることがわかりました。

 

この研究によると週に7回以上ヨーグルトを食べる方と週に0.5回以下のグループを10年間に渡り追跡調査をした結果、週に0.5回以下のグループに比べ週に7回以上ヨーグルトを食べるグループではうつ病にかかるリスクが女性では34%下がるというものでした。

 

それでは、どうしてヨーグルトを食べることでリスクが下がるのでしょう?

 

まず最初にカルシウム。

 

カルシウムは交感神経の興奮を抑え気分を落ち着かせる働きがあります。

 

次にトリプトファン。

 

トリプトファンはセロトニンを作るための材料になるもので、セロトニンは気分を落ち着かせるだけではなく、睡眠の質を上げる働きなどもあります。

 

このような栄養素があるため、うつ病に効果があるのかと考えましたが、実は乳脂肪は飽和脂肪酸に分類されますが、不飽和脂肪酸(魚に含まれるDHAやEPA、オリーブオイルに含まれるオレイン酸など)摂取ではうつ病のリスクは低下しますが、飽和脂肪酸はうつ病のリスクを増加させる働きがあるという論文が同じ大学から出されています。

 

※飽和脂肪酸を悪玉脂肪とする記事を見かけますが、飽和脂肪酸にはU型糖尿病のリスク軽減効果があるといわれていますから、飽和脂肪酸が必ずしも害のあるものとは言えないと思います。

 

このようなことから、特定の食材にこだわるよりいろいろな食材を楽しむことの方がいいように思います。豊かな食生活が健康への近道のような気がしますね。


2016年9月20日(火)

<< 脳卒中の要因
2016.9.19
喫煙と閉経 >>
2016.9.20



はじめのページに戻る



蒲田中央整骨院
〒144-0052 東京都大田区蒲田5-32-2 鳳ビル1F
03-3733-1652

Copyright (c) Kamata Chyuou Judo Therapist Office All Rights Reserved.